スープ・オペラ

haco

2010年10月26日 13:00




看病漬けだった 先週

パパが 少しだけ 息抜きの時間を 作ってくれたので

シネマ5 に 「 スープ・オペラ 」 を 観に出かけてきました


シネマ5・・・わたしには 想い出が つまった 映画館です

学生時代は チネ・ヴィータ ( シネマ5 の会員 ) にも 毎年入り

観た 映画が 年間 30本を 超えることもあったし

レイトショーや フィルムマラソン に 出かけていたのも 懐かしい 想い出

話が それましたが。


「 スープ・オペラ 」  公式サイト




















原作を 読み終えて の 鑑賞だったのですが

映画は ちょっと 原作とは 違う空気感だったかな・・・


原作者である 阿川 佐和子 の 書く文章が わたしは 好きです

端的で すっきりとしていて テレビに出ている 彼女の印象 そのままな文章

でも。 こと 小説となると

その描写力に とても 驚かされます

前に読んだ 「 ウメ子 」 も こんな子知ってる! と 思える

活き活きとした 描写で 惹きつけられました


この 「 スープ・オペラ 」 も。

読んでいると 手に取るように情景が 思い浮かびます

彼女の古いおうちの キッチンも 近所のお肉屋さんも。


結局のところ わたしは お料理が 活き活きと 描かれている 小説なり 映画なりが

この年になって 随分 好きなことに 原作を 読んだ時に 気がつかされたりしたのですが

映画は 少し 軽めの 映像だったかな・・・

個人的意見としては

「 食事には 必ず スープを 加えること 」

このセリフを もっと じっくりと 描いて欲しかったな・・・





「 これがあれば 生きていける 」 と 思えるもの

それがなければ 生きていけない・・・とまでは いかないけれど

でも 「 これがあれば 生きていける 」 といえるもの

そんなものを ひとつだけでも 持っていられたら 人は 幸せなのかもしれない。。。

映画を 見ながら そんな風に 考えていました


 今月は 2本も 映画を 観ることが出来て

 なんて 幸せなんだろう・・・と

 映画館を 出て 一人 夜の道を 歩きながら

 ふと そんな風に 思いました


 子育てが ひと段落したら

 まず したいことの一つが 映画鑑賞でした

 元々 映画は 一人で 観るのが 好きだったので

 一人で ゆっくりと 心ゆくまで 
 
 映画を 楽しみたいと ずっと 思っていたのです

やっと 一番下のムスメも 幼稚園に入り

さぁ いざ!と 思ってみると

独身時代のように 何本も 観れるほど お金が 自由に使える身分などでは 既になく (=ェ=;)

では レディースデーを 活用しよう! などと 思った訳ですが

どこの 映画館も レディースデーは 水曜日・・・

これって なんの意地悪なの?と 思うのは わたしだけでしょうか? (_ω_; )

水曜日は わたしの知る限り 市内の幼稚園は 午前中までだし

小学校によっては やはり 早帰りの 学校もある

なのに この曜日が レディースデーで 観たい映画は 午後上映なんて!


片時も 子どもと離れず 育児してきて 自分の時間もなく 頑張ってきた わたしたちに

まだ まだ 楽しみは 先まで 我慢しなさい って 言っているようじゃない? (´∀`;)


確かに そういう種類の ご褒美も あります

でも 他にも 制限されることだって まだ まだ ある

だから せめて 映画くらい もう少し 気楽に お得に 観れても いいのになぁ・・・

映画に 行くのに 子どもを 預けたり

余計に お金を かけてしまったり

そうやって 罪悪感のような 苦さが 残るのでは 本末転倒じゃないかな・・・


と ぶつぶつ 考えながら

家の前まで 帰りついた時

ふと パパに お礼の お土産を 買い忘れていたことに 気がつき

慌てて 今来た道を 引き返したのでした。(´∀`;)

感謝 感謝。



 ← 長くなりました!

また 遊びに来てくださいね^

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