2分の1 成人式

haco

2011年03月11日 11:30



ごぼうを 切っていて

何かに 似てるなぁ と 思ったら 糸ボタン でした



わたしは この 糸ボタン が 好きで

白樺で 靴を 編んだときなど 一緒に つけるようにしています



なんとなく 優しい 感じ


「 記憶というのは、 糸口が みつかると 次から次へと自然にほどけてくる 」 と 言ったのは

向田 邦子 だったけど

日々 こなさなければならない 目の前のことで 忙しくしていると

ほんの 10年前の ことなのに

忘れてしまっていたり

記憶の奥の方にいつの間にか 仕舞ってしまっていることが 多くて 驚きます


先日 ムスコ@長男 の 2分の1 成人式 が ありました


式 というか 参観 自体は 毎年の それと 変わりなく

この 一年 自分が 身につけたこと、 頑張ってきたことを 発表する、 という会だったのですが

家に 帰ってから ムスコから

「 お父さん、お母さん へ 」 と 書かれた 手紙を もらい 一気に 記憶が 溢れ返りました

そこには

ムスコ からみた この 10年の 日常 が 綴られていました

いつの間に こんな 文章を 書けるようになったのかなぁ・・・


ほんの一部ですが 披露させていただくと・・・

「 この 10年 ずっと ぼくを 見守ってくれた。

いつの 行事の時も

ずっと ずっと ぼくを 見ててくれた。


- 中略 -


遠足の時や

試合の時の お弁当は ぼくの 好きなものばかり 作って くれた

ぼくが 嬉しいことは ぼくと 一緒に とても 喜んでくれた

お箸の持ち方 や 鉛筆の持ち方、 色のこと、 ボールの握り方、

たくさん たくさん 色んなことを 教えてくれた


どれも ぼくのことを 考え

ぼくの 将来や 未来を 考えて やってくれたこと

お父さん、お母さん 本当に ありがとう 」


渡すまでは 内緒 ということで 学校で 書いていたそうです

読んでたら 些細で 本当に 今の今まで 全く 思い出すことのなかったことまで

次々と 思い出されてきて・・・


一人だけ 帝王切開で 出産の時からして 大変で

マイペース過ぎて いつも わたしの 心配も 想像も 軽く 飛び超えて 不思議なことしてて

毎年 担任の先生には 「 初めて見るタイプです 」 って 言われちゃうけど

誰とでも すぐに 仲良くなれるし

好奇心旺盛で いつも 機嫌が 良くって

未だに わたしを 見つけると 走って 近寄ってきては 抱きついてくる

わたしに とにかく 優しい ムスコ・・・


彼との この10年

思い出すのは どれも 笑顔で・・・


手紙を 読みながら 泣いちゃいました


これからの 10年も いろんなことが 待っているんだろうけど

このまま まっすぐ 育ってほしいな

なんだか

少し ムスコ が 頼もしく 見えた

そんな 2分の1 成人式 でした




宝物が また ひとつ 増えました


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いい 行事だなぁ

わたしの頃には なかったけどなー。

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